episode14:太陽が消えた日[08]
というわけで、episode14:太陽が消えた日、最後までお読みいただきありがとうございました。
タイトル「太陽が消えた日」は康文目線のもので、太陽=母親、です。
「沈んだ」とはせず「消えた」としたのは、こんなふうに誰かを失うのは、じわじわと暗くなるというより、急に暗くなる感じなのかもしれないと思ったところからです。
山口家は、今でこそ康文はあんな感じですが、ごくごく普通の、普通以上に子どもに愛情を注いだ家庭だったと思うので、そういう家庭の子どもが高校生で親をなくすってしんどいだろうなあ…と思いながら描きました。ごめんな、康文。
次のepisode15は、第三者視点の康文(中学生)の昔話です。
少しだけ若いあのひと(大人の3年前ってほとんど見た目が変わらない)が主役を張ります。
サラリーマンをしながらなので、描き上げるのに年単位で時間がかかると思いますが、気を長くして、暖かく見守っていただけますと幸いです。